決断した瞬間に、その未来は同時に誕生する

どこで何をやるにしても、ベースとなる考え方、心持ちが大切ですよね。
ぐるっと一周大きく周って、いろんなことが繋がりました。
社会人になってから今までのこと、起業前後のこと、ここ2~3年のこと、ここ半年ほどのこと。すべて偶然ではなく、一つ一つに意味があったことなんだ。すべてが繋がっている。

本田健さんの本で初めて読んだのが、『ユダヤ人大富豪の教え』。

「世間の常識、とりわけ今の日本の常識が常識ではない」と強く思っていた頃、「じゃあ、何が正しいのか?」、その答えの方向を導いてくれた本です。
サラリーマン時代、建材問屋さんの招待で一週間のサイパン旅行。サイパンはやることがなくて人気なし。
「会社代表でお前が行ってこい!」と一人招待枠のお鉢が回ってきました。(正直言って、私にとっても“ありがた迷惑”でした)
成田空港の本屋で、あまり考えずに数冊買った中の一冊。
サイパンのホテルのプールサイドで、「あ~、暇…。」と思いながら読んでみて、その内容は当時の私にとって雷が落ちたような衝撃でした。
3日連続3回繰り返し読みました。

そして、『ちょハピ!』。

辞表を出すか、出すまいか。最後に脱サラを決断しきれずウジウジ迷っているときに、この本を開いて最初の1ページが背中を押してくれました。

この2冊との出会いがなければ、今の自分はないかもしれないし、ツタエルという会社も存在しなかったかもしれません。

その後、1~2冊は読んでましたが、
それ以降、本田健さんの本を読むのは久しぶり。

この本、『大富豪からの手紙』で、
一周ぐるっと周って何かが繋がった感覚。

今となっては、知ってるような話、わかっている(つもりの)話ばかりでしたが、起業から12年経ち、今の自分に、慣れや惰性、そこから来る傲慢さがあること、なぜそうなるか? 冒険が足りていないことにも気づかせてもらいました。

この本に書かれていることは全て正しく、この通りにやれば幸せへの最短コースだと私は思います。
“素直に勝る天才なし” この気持ちでまいります。

この本をきっかけに、ある実験を具体的かつ壮大に(?)やってみることを思いつきました。我ながらなかなかのナイスアイディア! (自画自賛!)
実験結果は、5年後? 10年後?
・・・結果が今から楽しみ♪

何を実験するのか気になる奇特な方、
「何の実験をするのか?」と私に質問してみてください。
実験に巻き込まれることになります。が、決して損はないと思いますヨ。

 

 

以下、本からの引用、自分用の備忘録代わりに。

『決断にストレスを感じることほど、即決する!』
「決めるのが怖いと思うこと」ほど、すぐに決めてしまうクセをつけることです。

『すぐに決断する習慣』を身につけると、スタート地点で足踏みしなくてすみます。人生の無駄な時間の大半は、「これって、うまくいくんだろうか?」とスタート地点で躊躇して、『何もしていない、待ち時間』なんです」

『心配していることの90%以上は、実際には起きない』

私は、『決めることの力』を人生を通じて実感してきました。
いったん決めると、そこにすごいエネルギーが発生するんです。
それが、周りを巻き込んでいく、というわけです。
特に、成功者ほど、『本気で決めて生きている人』を、一生懸命に応援したがります。

本気で決めれば、誰かがきっと助けてくれると

何事にも直感を使うようにするうちに、一瞬で決められるようになる。ビジネス、アート、政治などの世界でも、成功している人は、自分の直感を大切にしている。
慣れれば「10秒」もあれば決められるようになるんだよ。
その結果、「決断と行動が早いので、普通の人よりも成功できる」というわけだ。
「才能があるから成功できる」わけではない。他の人がいろいろと迷ったり、心配している間に、「人の3倍も挑戦すれば、成功しないわけがない」ってことなんだよ。

「あなた方の時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。ドグマにとらわれてはいけない。それは他人の考えに従って生きることと同じです。他人の考えに溺れるあまり、あなた方の内なる声がかき消されないように。そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。ほかのことは二の次で構わないのです」(スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチ/2005年)

いいかい?「人生で、いちばんつまらないのはね、何も決めないまま、ただ時間をダラダラと過ごしてしまうこと」なんだ。

大きく分けると「人生には2種類しかない」ということだ。
「たくさんの経験をする人生」と、「わずかばかりしか経験しない人生」だ。
安全ばかり考えていては、つまらない人生になるよ。
行動しなければ、何も起きない。場合によっては、「失敗を目指して行動する」ぐらいでちょうどいいんだよ。
最後に、思想家のルソーの言葉をプレゼントしよう。
「生きること、それは呼吸することではない。活動することだ」

イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルは、「金を失うことは些細なことで、名誉を失うことは甚大だ。だが、勇気を失うことは全てを失うことだ」と言っている。
勇気さえあれば、また、人望さえあれば、「お金」はちゃんとついてくるんだよ。

「人類の95%以上が『自分の才能』を見つけられないまま、一生を終えてしまう。ずっとまじめに働いているのに、お金に振り回されながら、生きているのだよ。
才能を見つけたいなら、『まわりの人からの頼まれごと』を引き受けて、それをしっかりこなすことからスタートするといい。そういうことを地道にやって、はじめて『自分の才能の形』が、だんだん見えてくるようになる」

「まったくのゼロから出発して、『自分のキャッシュポイント(才能がお金になる活動)』を見つけて、ワクワクしながら行動して、失敗して、成功して、また失敗して、それから成功をつかむ。それこそが、まさに『人生の楽しみ』なんだよ。

時間がかかっても、キミには、「大好きな仕事(天職)」を、探してもらいたい。
成功している人はね、みんな仕事が大好きだ。というよりも、「心から仕事が大好きだから、成功した」というのが正しい順番かもしれない。
仕事が大好きな分、いつも楽しく仕事のことを考えているから、その分野において、人が困っている問題を見つけるのが上手で、それを解決できる手段を次々に思いつき、すぐに行動に移すことができる。
その間、ストレスはほとんどないんだよ。だから、彼らは成功する。
自分の大好きなことをやって、しかも、お金をもらえるなんて、これ以上の幸せはないと思わないかね?
逆に、仕事が嫌いな人はね、『意味を見出せないような労働』しかできない。そして、そのことでずっと苦しむことになる。
仕事中は、時計が気になり、いつ仕事が終わるしか考えられないのだから、一日中、ずっと辛いんじゃないだろうか?

結局は「人は、お金や社会的地位では、幸せになれない」ってことなんだよ。
「誰かと心からつながったと感じるときにしか、人は幸せを感じられないようになっている」んだよ。

ハーバード大学が行った中で、最も長期間の研究がある。724人の男性に対して「人生を幸せにするのは何?」をテーマに、75年間にわたって研究した結果は、
「良い人間関係につきる」
というものだったんだよ。それだけ、人間関係が、幸せのカギだということだ。

「人を好きになってもらいたい。そして、人に好かれる人になってほしい」
それが、私の願いだ。

『まず、最初に自分から与えること』なんだよ。与えることで自分の内面を満たすことだ。
この世界にはね、おもしろい法則があるんだよ。『もらおうとすると、もらえない。でも、与えると、まわりまわって誰かが与えてくれるようにできている』んだよ、しかも、何倍にもなってね・・・」

世界は、あなたの才能が開花するのを待っている

ほとんど全部、サイパンのプールサイドでガツンと気づかされて、10数年かけて自分なりに精一杯やってきたこと。
大富豪にはとてもとてもなれていませんが、おかげさまでなんとか10年もちました。その間の心の充実度だけは大富豪になれていたのかもしれません。
今度は自分が周りにさらに強く伝える番。
同時に今改めて自分自身がやらねばならないこと。

“素直に勝る天才なし”

決断した瞬間に、その未来は同時に誕生する” への3件のコメント

  1. 何の実験するのか?
    すごく興味があります。
    おしえてください。

    自分も面倒くさいやつですから、面倒なこと大好きです。

  2. >面倒くさいけんちゃん様
    栄えある質問者第1号です。(なんとなくそうなる予感はしていました・笑)
    コメント欄で答えるのは何なんで、別途答えを送ります。お楽しみに♪

  3. 確かに呼ばれていたような気が・・・・・
    おまえだよ、おまえ!
    その奇特なヤツはと。

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