「顧問契約の解除」のショック。 そこから学んだコミュニケーションの大切さ
実際この仕事を始めて、初めはピンチの連続でしたね。
簿記や会計など勉強していた知識が、現場ではまったく通用しない。
初めのうちはただ覚えようと必死でやっていたのですが、
あるとき、顧問契約を変えられてしまうということがあったんです。
知識も経験もなくて、いっぱいいっぱいだったというのもありますが、今思えばコミュニケーション不足でした。当時は送られてきた資料を処理するだけで、こちらからアクションを起こさなかったため、信頼を築けなくて、結果、顧問契約を他の税理士事務所にされてしまったんです。
「与えられた仕事のみではお客さんはついてこない」ことを学びました。
思えば、コンビニで働いていたときもそうでした。
コンビニって一見接客の要素が少ないように思えるのですが、毎日来てくれるお客さんっているんですよね。そういうお客様を増やしていかなければいけないのですが、それって、与えられたレジの役割をこなすだけではダメなんです。お客様との会話、これが大事なんです。以前は出来ていたのに・・・、ものすごく悔やんだのを覚えています。
これ以降、お客様とのコミュニケーションを大切にすることで、信頼してくれるお客様を増やしてきました。