先を見越してやっている活動がどれだけあるか?

「これ、面白そうだから行ってきてや」
渡された1枚のチラシ。

|新しい時代を予測する、社会デザインをする研究者

うん、確かに面白そう。

地元、小金井の商工会の主催する講演会に行ってきました。

メイン講師は 三浦 展(みうら あつし)さん。

消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究から、
新しい時代を予測し、社会デザインをする研究者。
時代の流れの一般論から、小金井市(郊外都市)のあり方、
やり方について話をいただきました。

 

「新しい時代にどう立ち向かうか?」

このことは、時代の流れが早い現代において絶対に必要な視点ですが、

「今までのやり方をかえなければいけないのか?」
「これまでのやり方を否定されるのか?」

という不安から、実は目を背けたくなる内容でもあると思います。

 

実際の話は、いたってシンプルな内容でした。

 

ーーー社会のニーズに応える街づくりをすべき

というシンプルな前提の元、

ーーー社会のニーズがこのように変わっているよ、だから・・・

という話です。

 

■時代の流れ=超高齢化社会で求められる街とは?

・年齢を重ねても楽しく働ける街
・女性がずっと働ける街
・一人で楽しく行きていける、元気に働ける街

〜〜〜そんな時に必要となるビジネスとは・・・

ずっと働けるために・・・

例えば、
保育サービスとか、健康維持サービスとか、
ケアのサービス。
できないことを助け合うシェアのサービスとか。

そんな内容でした。

 

《「悩みごと」「願いごと」=ニーズ》
これがあって、はじめて「役立ち(悩み・願いの解決)」ができ、
商売が成り立ちます。

なので、

いくら良い商品であっても、
そこに、ニーズがなければ商売として成り立ちません。

以前、ニーズがあった商品でも、
今、ニーズがなければ商売として成り立ちません。

 

次に何をすべきか? を考える際、
どのニーズを掴むか? はとても大事です。

ニーズは溢れているけど、競合も多い分野に手を出すか?
ニーズは少ないけれど、競合も少ない分野に手を出すか?
は判断ですが、今、世の中の状況がどうであるかを知ることはとても大切。

今回の講習会では、
そのニーズを掴むために立てるべき「アンテナ」を授かった気がします。

 

 

そしてもう一つ、
その「アンテナ」を活かすために必要なことも、教えていただきました。

 

それは・・・心構え。

 

特に「先手必勝」で、
1歩、2歩先に出てやろう!

周りの様子を見ながら動く横並びではなく、
自分たちが中心になるんだ!

という心構え。
そんな心構えがある人でないと、動けない。

「今、社会はこうなっている」
「次、社会はこうなる」

そんな時代の流れにアンテナが立たない。
見越して、仮設を立てて動けない。

「先を見越してやっている活動がどれだけあるか?」

それこそが、
先生が一番伝えたかったことなのかな?
一番力がこもっていたような気がした、講演でした。

 

 

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