引退する時。

shindo130810060827-thumb-autox600-19448スポーツの秋。
ということで今日は、スポーツの話題から思ったことを書きたいと思います。
決戦の秋。野球・サッカーなど1年間でシーズンを終えるスポーツは秋が架橋。
スポーツニュースも増えてきますよね。
そこで、スポーツが興味のない人に、少し面白くスポーツニュースを見てもらえるように、その舞台裏を少しお届けしようと思います。
 
そして、今回のテーマは「引退」です。
特に、自分は野球が好きなんでプロ野球の話題ですが、ここのところは優勝チームが決まったとか、そんな話題も多い中、もう一つ、大きな話題となるのが「引退」の話題ではないでしょうか。
 


 
 
今年は特に多くの選手が引退をするような気がします。
一言で引退といってもそのカタチはさまざま。
・自分で引退を決めて引退する選手
・チームから戦力外通告もしくは、望む契約条件をもらえず決意する選手
・家族、ファンなどの周囲から別の役割求められて(ポジティブにもネガティブにも)引退する選手
自分もなんちゃってで野球をやっていたので少しわかるのですが、「やめる」という決断はなかなかできない決断なんですよね。引退会見など見ていると、そんな心境を思ってグッとくるものがあるわけです。
 
だって、やりたくてやってることですから、
基本的には、やめたくない…ですもんね。
やめたくないものをなんらか理由つけてやめなきゃいけないんですから、
そりゃもう、大変な決断です。
 
周囲から「そろそろ引退だろう」と思われている選手でもその胸中は、もっとできる、もっとうまくなりたい! と思ったり、「まだまだできる」と思われていても、これが俺の限界だ、と考える人もいます。
つまり、周りに関係なく、本人の気持ちがあるということなんです。
 
そして、もう一度いいますが、
基本、やめたくないんです。
 
そんな苦しい決断でもある「引退」という決断ですが、
じゃぁどういう時にするのか…ですが…それもね、その時があるんですよ。
 
そう、自分も「引退」をしたので。
野球。
 
9年間の社会人クラブチームで、公式戦出場ゼロのブルペンキャッチャーでしたので決断が大変だったのは本人だけでしたが(笑)、めちゃめちゃ悩みました。
 
 
次、が見えた時。
次への一歩を踏み出そう! と思った時。
 
そう、自分の場合、野球を引退することを決めたのは、
次、が見えたからなんです。
もちろん、力不足もありますが、
でもそれは、ある意味9年間ずっとのことでもあります。
もっと言うと、真剣に続けていれば必ず花が咲く瞬間がある自信もありましたし、そう感じさせてくれる最高のチームでもありました。戦力としてはどうでもいい選手に、飲みに連れて行ってくれたり、みんなあたたかい声かけてくれました。
でも、引退(大げさか笑)を決意したのは、次、やりたいこと、やるべきことが、ほんの少し見えたから、でもあります。おそらくプロ野球選手も何か次にやるべきことが見えた(少しだったりボヤンとしたものだったり)から、辞める決断ができたのだと思います。
 
話は冒頭に戻りますが、
これからスポーツ選手の引退会見や辞任会見を見る時は、その選手の言葉の裏に隠れた希望、次への意欲、次は何をするのだろう…という目線で見てください。そうすると、少しニュースが面白く見れると思います。
 
 
以上、スポーツニュースを見ながら、家で解説をする山口からのお話でした。
 
~~~余談ですが、現役にこだわり続け、さらなる成長を目指す選手も、もちろんめちゃめちゃかっこいいと思います。
▼Yahoo!ニュースより
ベネズエラで輝いたサブマリン。元ロッテ・渡辺俊介の「野球人生」。
 
さぁ、今週も張り切ってまいりましょう!
 

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