世界で揉まれたキャプテンシー❣

オリンピックを終えて、サッカー・吉田麻也選手のロングインタビュー。
聴きごたえありました。

オリンピック代表の中では、オーバーエイジの貫禄のベテランですが、まだ32歳。

本場ヨーロッパの厳しい競争の中で生き抜いている経験が伊達じゃないのがよく伝わってきました。

僕らがレベルアップしていると同時に、他の国もレベルアップしているんで、やっぱり縮めるためには成長のスピードを速めなければいけない。
で、これサッカーだけじゃないですけど、日本はいろんな分野でそうやって戦後、経済を成長させてきたと。サッカーも同じことができると思うんですね。なので、僕らがそのスピードを速める努力を各々しなくちゃいけないし、日本サッカーがどの世代になるかわかんないですけど、やっぱり世界のトップになるためには僕らの小さな経験の一個一個が積み重なっていくんじゃないかと思います。

自分のことだけでなく、日本サッカー界全体を考え、現役のリーダーがこの想いでやっているのは楽しみだし、凄いことだと思います。

「協会のこの点が足りない、あーだこーだ」ではなく、森保監督の現役時代のドーハの体験、現強化委員長で北京オリンピックで監督で惨敗の反町さんの体験が今につながっていることに感謝し、自分たちの経験をまた繋いでいく。
「それは上の人が考えることなんで」と他責ではなく、「僕らが…、僕らが…」とどこまでも自責の姿勢。

会社に置き換えると、32歳若手の現場オピニオンリーダーの社員が人前でこういう発言をできる組織はめちゃくちゃ将来有望ですね。

サッカーじゃなくても、いろんな企業内でもベテラン、若手、トップ、平社員、老若男女と立場を問わず、誰もがみんな一人一人がこういう想いでやることが大切だと感じました。

今大会を見てもわかるように、やっぱり甘やかされた環境よりも厳しい環境に身を置くほうが選手は成長すると思います。
僕自身もイングランドに長くいて、そういう環境に身を置いたからこそ自分自身が成長できたと思ってますし、そういう競争をチーム内でいくつも勃発させることがすごく大切…

やっぱりそうですよね。
経験してきた人の言葉には重みがあり、改めて勉強になりました。

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