夢中は、どんな努力や才能にも勝る

“幸せという感情は、その前に「お腹が減った」という苦痛がないと感じることはできない。空腹は最高のスパイスだ”

県外への移動が緩和され、青森へ2泊3日の出張。

移動できない、人と直接会えない時期があったからこそ、人と直接会える幸せ、感じました。

ステイホーム期間中、-10kgの岩渕さん。
0.1トン0.09トンに。わかりにくい!

いろんな方から「駅までお迎えに行きますよ!」と連絡いただける“豊かさ”、しみじみジワっと。一番最初に連絡もらった→岩渕建築工務所・岩渕専務に迎えにきてもらいました。

青森市内で9月にオープン予定、地場工務店6社合同で展示場運営の→「AHBA-BASE」(アーバベース)さんの会議に参加。(ツタエル制作のホームページ、できたてホヤホヤ)
この日は、合同展示場運営ノウハウを提供いただき、ツタエルと一緒にサポートしてくれているパートナーの→「ミライエPROJECT」全6社も一日会議に参加。10年間の経験があればこそのアドバイス、レクチャーを直接してもらいました。

翌日は、ツタエル主催で【火災保険活用リフォーム講座ガイダンスセミナー】を開催。“密”にならないように最大156名収容の会議室で開催。14社19名の方にご参加いただきました。
さっそく、今後本格的にノウハウをマスターするための本講座へのお申込みがありました。
ありがとうございます。がんばりましょう!


出張に行くといいこと。
移動中に本を読めること。

大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。~ (NewsPicks Book)田中修治氏著

東京駅出発時にKindleで購入。到着するまでに読み切りました。

前著、→『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』がおもしろく、その後マスコミでのコメンテーターとして見かけることもあり、言っていることが共感できることも多く、私としては注目人物。新著が出ているとのことで読んでみました。

 

以下、備忘録。


 

「幸せ」ではなく「豊かさ」を基準に考える。

お金を持っていない人ほど「お金が大事だ」と思っている。お金がない人ほどお金を大事に抱え込んで「手放したくない」と考えているのだ。

お金持ちになるためには、お金を「交換する」道具として認識しなければいけない。

時間こそ限りある資源であり、人生で何ものにも代えがたい大切なものなのだ。お金は「手に入れて失い、失ってもまた手に入れられる」。しかし時間は「ただ失うこと」しかできないのだ。

お金持ちは「お金と何かを交換するのが上手な人」。人生とは、常に何かしらの交換を繰り返しながら、自分の持っているものを増やしていく「ゲーム」のようなものだ。ゲームだから、プレイすればするほど交換の仕方はうまくなっていく。

そういうおばちゃんはなぜ沢山売ることができるのか?それは何より「楽しんでいるから」だろう。仕事だからと嫌々やっているような人には、ファンは絶対につかない。

いざという時に、本当に自分を助けてくれるのは、お金ではなくて、その時までに培った自分の価値と、その価値を必要としてくれる沢山の人たちとの信頼関係だ。ピンチに立ち向かう為の勇気だったり、困難を乗り越える為の知恵だったり。本当は若い時にこそ、貯金よりも、そういう「お金より大切」なものを沢山身につけておかなければならないのだ。

本気で打ち込む「遊び」と「仕事」に境界線はあるのだろうか? 答えはノーだろう。

使命としてやっている人や、意味を見いだしてやっている人、楽しみながらやっている人は多くの人から必要とされその価値をさらに高めていく。これからは街の世話好きなおばちゃんの価値が上がる時代がやってくるかもしれない。お客さんが「そのおばちゃんに会いたいから買い物に行く」ということが起きるようになるのだ。

好きで没頭している人たちに勝てることはないだろう。

昨今の「働き方改革」は、僕らからしたらすごくラッキーだ。残業させない、労働時間を減らすというのは、ライバルがどんどん仕事しなくなるということ。ただでさえ仕事にハマっていない人たちがさらに時間まで削ろうとしてくれている。こんなにいいことはない。

結局「行動しろ」の一言、「行動した奴が勝つ」と言っているだけだ。それ以上でもそれ以下でもない。「たったそれだけか?」と思うかもしれないが「たったそれだけ」なのだ。
自分の人生をコントロールすることができず、成功できないと嘆いている人は、みな「行動していない」だけだった。

批判されることを必要以上に恐れるがあまり、他人と違うことができないので、結局みんなと同じような人生を歩むことになる。みんな人の目を気にしすぎなのだ。
そういう人たちは「自意識過剰」なだけだ。実際はあなたのことなんて誰も見てやしないのに、まるで世界中が自分に注目しているかのような錯覚に陥っているだけでしかない。
他人の目を怖れ、自意識過剰になるということは、同時に自分に秘められた無限大の可能性を潰すことだ。

「できない」「無理」と決め付けるのは、傷つきたくないだけじゃないのか?

社会に出てから肝心なのは「本気」で挑むことだ。人に頼らず自分の足で立つということ。寝る間も惜しんで、1秒も無駄にしないで全身全霊で取り組めば、「できるようになりたいこと」は、できるようになる。

夢とか目標なんていうものは、毎日を頑張って、魂を振り絞って精一杯生きた人にだけ、ある日突然、神様が与えてくれるご褒美みたいなものだということだ。

「迷わず面白いと思う方を選べ」
「自分の子どもたちに、どんな父親の背中を見せたいか?」

つらいことから逃げていても何も変わらない

人生はいつだって困難の連続だ。最後は逃げてもいい。だけど、逃げる前にもう一度、戦う勇気を奮い立たせてみてほしい。そして「人間関係を円滑に進める」ということと「事なかれ主義」はまったく別のものだということも理解してほしい。

夢中は、どんな努力や才能にも勝るのである。


抜粋した文章並べるとオヤジ臭い説教のようですが、書いているのは私よりもずっと若い現役経営者。
かなり年下だけど尊敬できます。勝手ながらいつか会うこととしよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA