【イベントレポート】徳島県上勝町(株)いろどり視察ツアー

こんにちは! ツタエルの山口です。
このたび、4/10ー11 ツタエル総会でも取り組みをお話いただいた、
徳島県上勝町 株式会社いろどりさまの視察ツアーを実施しました。

 

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参加者は「はい!」と手をあげていただいた精鋭3社3名さま+山口。

精鋭部隊ということもあり、全員がじっくり見て、聞きたいことを聞け、
(横石社長にも直接たくさんの話を聞けました)

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ツタエルからの案内人は、私、山口一人ということで、
山口より早速レポートしたいと思います。

 

■1日目 雨男山口が先導し、雨男が参加するとこうなる・・・

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初日、2日目とあいにくの雨。
空港から現地までの車の中では「誰が雨男か!?」なんて盛り上がりましたが、何を隠そう私が大の雨男。そんなあいにくの天気ではありましたが、見学は予定どおりさせていただきました。

 

1)徳島空港に全員集合。空港から車で約1時間30分、
上勝町のいろどりさんへ到着。スグ脇のオシャレなカフェでスタッフの皆さま(みなさまIターンで就職した20代の方々)と昼食。

2)ゴミを減らすだけでなく、ゴミを出さない活動
 【ゼロウエイスト】の取り組みを教えていただきました。

向かったのは、ゴミステーション。
分別を行う収集場所でその工夫を教えていただきました。

分別は、30種類以上。
「そんなに分別必要?」と思うかもしれませんが、
実は、必要な分別で分けるのではなく、わかりやすさはによってわけているそう。
(例えば、トイレットペーパーの芯は紙ごみ? 燃えるゴミ?
わかりづらいのであれば、トイレットペーパーの芯というコーナーを
設ければ分別しやすいというような感じです)

また、アルミは+いくらの資源、プレスチックは−いくらの資源と、
そのゴミによって値段が書かれていてその意識を高める工夫がありました。

 

3)代表取締役 横石さま講演

その後は、いろどりさまの事務所にお伺いし、葉っぱビジネスを始めとしたいろどりさんの活動、上勝町の取り組み、そして、横石社長のビジネスの考え方を社長に直接お話していただきました。

・洗練した商品こそ売れる。 ただの葉っぱじゃ、そりゃ売れない。

・人を動かすには、一人ひとりの気にしていること(こだわり)を褒める

・情報は、鮮度とタイミング

・企画は反対されることこそ実行する、人と同じはやらない

・大きな成功を狙うのではなく、小さな成功を積み重ねるとうまくいく

・新しい仕組み、IT機器は、使い方を限定して教えることで使えるようになる

など、メモをしただけでもギッシリのことを教えていただきました。

 

4)いろどり本社も併設されている 月ヶ谷温泉に宿泊、食事にはもちろん・・・

宿はいろどりさんの本社と併設の月ヶ谷温泉。
美味しいお食事を彩るのはもちろん、いろどりの葉っぱ。
ピカピカの桜がキレイでした。

 

▼初日の写真

 

■2日目 ホントに70歳!? 元気すぎるおばあちゃん

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1)葉っぱビジネスを実際に行う農家のお宅を見学

2日目のメインは農家見学。実際にいろどりビジネスをする70歳超の
おばあちゃんにお話を伺いました。
「仕事は楽しい!」「一番うれしいのは注文取れた時!」
「すごいやろぉ、私のしごとをみんなが見に来てくれるんよ」

そのエネルギーたるや・・です。

「働くってこういうことだね」
「私の人生の目標になるかも」
「俺も10年後、あぁなれるかなぁ」

その元気に参加者の皆さまもこのツアーで一番の衝撃を受けたようです。

2)農協見学

農協は当日休みでしたが、その出荷の様子を見せていただきました。
たまたま出荷に来たおばぁちゃんにも急遽お話を聞く事ができてラッキー
(この方も元気いっぱい)

3)キャンプ場見学

キャンプ場もリニューアルを計画し、
地元や市内の方を呼ぶべく工夫に継ぐ工夫を。進化がやまないのが、
上勝町なんだ・・・そんな風にも思いました。

 

▼2日目の写真

自分自身も、今回は企画・運営・先導を一人で担当したこともあって、
とてもドキドキしながらのツアーでしたが、
参加者の皆さまにも助けられながら、親睦も深めながらの2日間でした。

何より「楽しそうに働くキラキラした皆さま」の姿を見て、自分も!
の気持ちになりました。

 

私が、今回のツアーで一番印象に残ったのは、

〜人は誰でも主役になれる〜を合言葉に
「ビジネス」を創りあげることに「楽しさ」を見出している横石社長の仕組みづくり。

ビジネスのアイデアを提供する。
おばあちゃんをはじめとした仲間に活躍の場を用意する。
売れる、競争する仕組みをつくる。

ここまでは、ツタエル総会でもお話を聞きましたが、もう一つ。

実行したことを、数値や喜びの声、写真や動画などの記録でしっかりと「評価」し、見える化する。
評価(=検証)することで、実行した人のモチベーションし、
その後にもっと良くするためのアイデアを実行した人からも出てくるようにし、
新しい企画に活かす。それが、全く違う分野でも、対局の考えの取り組みでも活きてくる。

そうすることで、今やったことが成功であっても失敗であっても無駄にならない。
取り組みは、ともすると失敗したら、次、次、やったことすらなかったの如く、
次の企画に行きがち。それじゃぁ、もったいない! というのが、
いろどりビジネスを見学させていただき、山口が今後研究していきたい事として、
「成功の秘訣」として、最後に皆さまにお伝えさせていただきます。

 

 

やっぱり、直接会う、見る、聞く、学ぶっていいですね。

 

 

それでは! また。

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