わかりやすいって。

「コロナウィルス感染症に関わる補助金とかってどんな種類があるの?」

「私の場合は何が対象なの?」

 

混乱していらっしゃる方も多いですよね。
僕もその一人です。でも「面倒くさいから」と諦めるのももったいない。

例えば、持続化給付金。200万円出るために面倒くさがりますか? って話ですよね。
ちょっと該当しなそう・・・ってだけで諦めるのもったいないですよね。

200万円利益出すのが簡単な人はまぁいいんですが、
そうでないという方や、そうであってもそのもらった給付金を誰かの支援に回せるかも! って発想がある方は、少し手間をかけてでもいただきたいですよね。

 

そこで、今「分かりやすい!」と言われているのが、
個人・フリーランス・中小企業・大企業別にそれぞれの施策がわかるという、
自民党のウェブサイト「あなたが使える緊急支援

 

ホームページ屋からしてとても整理されていて見やすいし、
特にスマートフォンから見やすい。

自民党のホームページは初めてみましたが(笑)

本ホームページも結構整理されていて読みやすい。
個人的には、表示が次々出てくるのが読むスピードよりも遅くて若干ストレスですが、
一つの流行の要素でもありますしね。

 

で。

 

今日の話題はでも、果たしてそれが「わかりやすいか」って話です。
・・・当然、自民党がどうとか言う政治に関わる話ではありません。

 

■わかりやすい = 読む人が必要な情報が手に入りやすい

発信する側(これはホームページ屋も工務店さんも)は、
内容のすべてを知っているので、
こうやって整理されているホームページがわかりやすいホームページであると言えましょう。
何がどこに配置されているかがわかりやすく、辞書のようにユーザーが選びやすいような。

パズルで言うと、全部ピタ〜ってハマっているような感じ。

 

でも、読む側の心理って少し違うなぁって思うこともあるんです。
読む側は、別にすべての情報を欲しいわけじゃないですよね。

読む側にとって「わかりやすい」とは、
見やすいことではなく「自分にとって必要な情報が手に入りやすいか」ってことだと思うんです。

 

顧客に対して、同じプレゼンしても「わかりやすい」と言われるときと「なんとなくわかった」と言われる時ありませんか? それは、話し方ではなくて、相手にとって「良い情報」 が提供できているかどうか? という要素が結構大きかったりします。(他にも要素はありますが)

 

・・・必要な情報ってその人ごとに違うじゃないか! と思った方。
そう、そのとおり。だから簡単ではないんですよね。

だから、ターゲットだったりその人が何を欲しているのか?
っていう、仮説が大事になるんです。

 

今回のような特設サイトは、比較的思い切ってターゲットを絞れるので結構やりやすいので作成しやすかったのかな、とも思いますが、それにしても「あなたが使える緊急支援」というタイトル。何が使えるか? に絞ったサイト設計は、すべてのことを伝えようとしてわけわからなくなっているサイトが多い中で、何が言いたいのかが、わかりやすいなぁと思いました。

 

 

誰に何を伝えたいページなのか?

||

誰にどんな役立ちをしたいからこのページを作っているのか?

 

 

例えば、ウェブ相談も受け付けますの記事について、

ウェブが得意な方に対してなら、ウェブだからできるメリットを訴求すべきで、
「家にいながら相談できる! ウェブでお家づくり相談会」みたいになるし、

ウェブが苦手な方に対してなら、メリットよりも使い方だったりみんなやっているよ!
っていう安心感を訴求すべきで、
「ウェブが初めての人でも簡単にできる ウェブサポート付き相談会」となる。

みたいなことです。

 

新しい取り組みをホームページに掲載したい!
でも、なんとなくうまく説明できていない気がする! そんな方は参考にしていただければ嬉しいです。

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