未来をどう生きるか、僕たちは今日をどう生きるか

この一週間、移動中に読んだ今売れてる本2冊。

少子高齢化の日本。
未来の天変地異は予測不能ですが、少子高齢化で必ず起こることは予測可能。

これまでの10年、20年、30年と、これからの10年、20年、30年は確実に違います。

かなりマズいです。
読んでると、気持ちが暗くなります。

→『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書)

でも、大丈夫!
(・・・と、思いたい。)

なぜなら、困りごとが多ければ多いほど、お役にたつチャンスがあるから。

売上高=役立高。

政治家、お役所だけでは少子高齢化のマズい部分に抗えきれなさそうだけど、ここは民間の頑張りどころ。
微力だけど無力じゃない。
自分でも何かできるはず。

 


そして、もう1冊。
その暗い気持ちを打ち破る仙台駅前の本屋店頭で山積みの本。

→漫画『君たちはどう生きるか』

子どものために書かれた80年前の本を漫画化。

こちらは奮い立たせてくれます。

“頭の中だけに
閉じ込めているものに意味はない・・・
自分が正しいと思ったことはゴマ化したりせず行動に移す”
あの日、病床の本田さんもやはり同じ想いだったのだろうか・・・(おじさんの言葉)


 

「どうして思ったことを行動に移せなかったんだろうって
なんだか情けないような気持ちになったの・・・
ささいなことだけどね・・・
ずっと時間が経った今でもあのときぐずぐずしてしまった自分は心の中ではっきりと残っているの」(お母さん)

「それを忘れられなくていやな気持ちになる・・・?」(コペル君)

「ううん
そんな自分にお礼を言いたいくらいなのよ・・・
自分の中に少しでもきれいな心がわいてきたら『今度こそそれを生かさなきゃ』って背中を押してくれることがあるから・・・

もしかしたら潤一さんにももっともっと大きなことでやるべきことをできずに後悔することがあるかもしれない・・・
でもね
たとえそのときは苦しくても・・・
その経験を忘れてはいけないの
これからの長い道のりの中で・・・
きっと何度も背中を押してくれるから・・・」

「・・・うん」

大人が読んでも、背中を押してもらえるいい本です。

 

〔 未来は明るいに決まってる 〕

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