仕事は楽しいかね?

4月29日は「みどりの日」ではなく、「昭和の日」。
いつの間にか「みどりの日」は5月4日になっていることをGW前半のクイズ番組で知りました。

その「昭和の日」、1人でまったり日帰り温泉。

子どもたちは、それぞれ部活動。
妻も働きに出るようになり、自分の時間ができるようになってきました。
(さびしいような、嬉しいような。 嬉しいような、さびしいような。)
温泉につかり、サウナに入って、マッサージをしてもらい、その前後に休憩所のリクライニングソファで読書。

う~ん、なかなかの至福の時間♪

→『仕事は楽しいかね?』

本の存在は知っていましたが、今もこれまでも独立してからは常に楽しかったので読んだことはなかった本ですが、アマゾンのレビューの星の数とちょっと思うところがあって衝動買い。

誰が考えても、どの会社でもそうだと思うのですが、
楽しく仕事する社員とイヤイヤ仕事する社員の比率で、前者が多い会社の方が強いことは当然だと思います。

が、社員全員が楽しく仕事できることはなかなか至難の業。

ウチにしろ、クライアントさんにしろ、どうすればその理想に近づけるのかの興味もあって、読んでみました。

この人たちはみんな、平均より上でありたいと思っている。そして実際に平均より上だ。みんなトップクラスの営業マンであり、エンジニアであり、会計検査官なんだから。
問題は、平均より上の人があまりに多くて、みんな普通になってしまっていること。
―平均以上は平均ってことだね。

まさに現代の日本。
ここから来るなんとなくの閉塞感。

悲劇的なのは、より良くなりたいと思っているために、この人たちがみんな、成功したければこうしなさい、と教えられてきた唯一のことをやっているってこと ―もっと努力しなさい、ポジティブに考えなさいってね。そのために、みんな前進あるのみって感じで前へ突き進み、ますます多くの時間をつぎ込み、さらなる努力をひたすら続けているんだ。

出口のない状態。
だんだん耳が痛くなってきました。

じゃあ、どうしろ?と仰るのか。

一言で言うと、

 変われ、常に変わり続けろ!
         そのために、気づけ!

ということを言われているんだなと感じました。

事例として、

・コカコーラが100年前、頭痛薬として売っていた商品を若い店員2人が「うまい!」と水で薄めて飲んでいたことを店主が見逃さなかった話
・金の採掘者向けに行商をして儲かっていたリーバイスが、売れ残ったテント用の帆布でズボンを作って売ろう!と思った話

偶然のチャンスが訪れていることに気づけるか、気づけないか。
それをきっかけに変われるか、変われないか。

本の言い方を借りると、
「もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?」

―成功の宝くじでは、勝つチャンスは何百と手に入るし、そのほとんどは大損するようなものじゃない。
―“適切な時”とか“完璧な機会”なんてものはない。


先ほど、山口との雑談で聞いた話。

→ナカオホームさんの社長ではなく、社員さんが発案した取り組み。

やらされているんじゃなくて、自分たちで「やろう!」でやっていたら、
お客さんに喜んでいただけることは当然、行き交う車からの視線もきっと楽しいんでしょうね。
発想力、行動力、すばらしいです。

―人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ。
―きみたちの事業は、試してみた結果、失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。

ウチでも試してみようかね?(笑)

 

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